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2014年6月27日 (金)

「最後の早慶戦」メンバーの寄せ書き日章旗

野球部OB増山桂一郎さんのご遺族から、学徒出陣の際、野球部員たちが署名した日の丸をご寄贈いただきました。

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多くの方は「最後の早慶戦」(昭和18年10月16日)の出場メンバーです。左上の久保木清は、先発。右下に当時のエースピッチャーで当日は体調不良でライトを守った大島信雄(戦後、主将)、その隣にセンターを守った別当薫(戦後、主将)、中央には代打出場の加藤進がいます。この方たちはプロに進み、特に別当や加藤はお名前をご存知の方も多いでしょう。久保木の右の阪井盛一は主将で、この試合の最初の言い出しっぺといわれています。

旧蔵者の増山桂一郎もプロを経て、実業団の監督で活躍されました。こちらは慶應時代の増山さん。

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塾史の重要な資料として伝えられていくことになると思います。

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