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2014年10月 4日 (土)

展示作業が進んでいます

いよいよ第2回の展覧会が来週火曜日からとなりました。昨日より展示作業が始まっております。

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一見すると去年の展示に似ているように見えるかもしれませんが、去年と同じものは一つも出ません(違うページを出す日記が1冊あるだけです)。展示資料数は150点弱になります。

今回の展示は「実物」のモノの存在を重視した展示になっていますので、いろいろな形のものが並びますが、やはり紙のモノが多いです。ところが、70年前の先輩の文字を、現在の学生はあまり読めません。そこで、丁寧に読みやすく書き起こしたパネルをかなり多く併置しています。読まないと、汚い紙切れがたくさん並んでいるだけになりますから、是非ご来場の皆様には、少しでも読んでいただければと願っています。

もう一点。今回の展示は「実物」を重視していますので、写真パネルは少なくしてあります。戦争関係の展示ですと、戦没された方の顔写真があるというのが一般的ですが、この展示では、顔写真を並べないこととしました。残った「モノ」の存在から歴史について考えてもらいたいとの意図からです。どのような方かイメージしにくい、というように思われるかと思いますが、所々に、展示資料として(たとえばアルバムなどで)お顔がわかるものも並ぶようにしています。

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