カテゴリ「*都倉武之」の66件の記事 Feed

2016年3月10日 (木)

慶應大阪シティキャンパスへのアクセス

慶應大阪シティキャンパス(KOCC)は、グランフロント大阪北館タワーC・10階ですが、とってもわかりにくいです!ポスター等も掲示できないことから、案内無しにはなかなかたどり着くことができません。私なりの解説をしてみたいと思います。

1)こちらJR大阪駅から直結のグランフロント大阪です。まずはとにかく「グランフロント大阪」を目指します。

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2)グランフロント大阪に入ったら「北館」の1階を目指します。

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3)北館の1階はこんなところ。吹き抜けのある開放的な空間です。

14575851412254)北館1階の奥に「タワーC」のエレベーターへ通じる扉があります(タリーズコーヒーの奥です)。警備員さんがいて入りにくいですが、ひるんではいけません。迷わず進みます。

1457585149631_25)エレベーターは左右に分かれていますが、右側のエレベーターです。目指す10階は右側のエレベーターでしかたどり着けませんのでご注意ください!

14575851577586)北館タワーCの10階にたどりついたら、あとはおわかりになると思います。廊下に沿って歩いていけば、最初に現れるのが「慶應大阪シティキャンパス」です。

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大阪展がスタートしました

昨日から慶應大阪シティキャンパスで「戦争の時代と大学」展がスタートしました。小さな会場ですが、貴重な資料が100点余り並んでおります。ぜひお越しください。

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2016年3月 8日 (火)

大阪展会場準備中です

3月9日~17日にかけて慶應大阪シティキャンパスにて、当プロジェクト第4弾の展覧会が開催されます。7日より準備が開始されています。

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今回は出張展示とはいえ、資料の内容は三田での展示に見劣りしないものとなっており、出品数はおよそ100点です。三田では展示できなかった新資料も出ています。毎度、一見すると汚い紙切ればかりですが、見ごたえがあると自負しております。慶應関係でない方にも十分関心を持っていただけるように構成しましたので、ぜひお越しください。

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今回は大阪ならではの内容もご用意しております。

2016年1月15日 (金)

福沢研究センターが仮移転しました

長らくブログを更新できず失礼いたしました。

実は、前回の更新以降、福沢研究センターの入る図書館旧館が急遽改修工事に入ることが決定し、引っ越しの計画が急ピッチで立てられ、昨年末から先週にかけて移転作業を行いました。新しい事務室は南館(南校舎とは別の建物。ロースクールが入っている校舎)の4階です。一応3年後を目処に、旧図書館に復帰することになっております。住所、電話などの連絡先は変更ありません。

新しい場所は旧図書館より手狭で不便なことも多いのですが、これにめげず、プロジェクトは引き続き活動を続けて参りますので、ご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。

Kimg1235_r30年ぶりにがらんどうになったセンター内の一角。

Kimg1468_r作業を恨めしそうに見守る手古奈サン(戦災の痕を留める大理石彫刻です)

Kimg1231_r_2新しい事務室の入る南館はこちら。

2015年11月10日 (火)

シンガポールの石

諸事情により長らく空いてしまいました。プロジェクトの活動が終わったわけではありません。まだ続々と資料のご提供を頂いております。

沈黙の間にご提供いただいた資料も、順次ご紹介したいと思います。こちらは、吉田兼次郎さん(学徒出陣、応召中の昭和19年の卒)の妹松本浅子さんよりご寄贈いただきました。お兄様が最後の休暇の際、浅子さん宛に遺された書です。

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兼次郎さんは浅子さんにとって自慢の兄で、一緒に歩いていると兼次郎さんのファン(片思い)の女性から「あんた何よ」といわれるほど、もてたとのこと。

Dscn6687_r_2前列中央がお兄さん、後列右端が浅子さんです。

兼次郎さんの戦死は昭和20年3月、シンガポール方面の洋上とされています。浅子さんは戦後シンガポールを訪れて兄を偲んだ際に日本人墓地で拾ってきた石を、この書と一緒にお持ち下さいました。その石を兄と思い、毎日体をさすっていたというのです。その何の変哲も無い石は、一部が平らでツルツルになっています。

Dscn6690_r_2(ツルツルの面)

このプロジェクトは学術調査であるわけですが、同時に人が人を想う気持ちというものを常に考えさせられます。資料一つ一つが今日に至る歴史を持ち、あるものはこのように公となり、あるものは今まさに失われていっているわけです。

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