慶應義塾と戦争Ⅱ 残されたモノ、ことば、人々
2014年度
慶應義塾福沢研究センター
「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクト
第2回展示 開催情報
1.名称
慶應義塾と戦争Ⅱ
残されたモノ、ことば、人々 展
2.主催
慶應義塾福沢研究センター
慶應義塾図書館
慶應義塾大学アート・センター
3.会場
9:00-18:20[土のみ16:50] 日祝閉館
10:00-17:00 土日祝閉館
*慶應義塾大学三田キャンパス内[東京都港区三田2-15-45]
*入場無料 一般の方もご覧頂けます(第1会場のみ高校生以上)
*土曜日は第1会場のみの開館です
4.会期
2014年10月7日(火)~10月31日(金)
5.展示構成
《第1会場》
1.戦争の時代を伝える「モノ」
ある塾員の場合 -1-
ある塾員の場合 -2-
ある一家の場合
第1会場では、当プロジェクトの呼びかけに応じてご提供いただいた資料を中心として、戦争を巡る多様な「実物」の存在を示します。慶應義塾出身の戦歿者として一般によく知られている小泉信吉、宅嶋徳光、上原良司とその一家の資料も、周辺の多様な実物資料とともに展示します。単に有名な遺稿や著作によってのみならず、多様な資料を記録し見つめ直すことで、初めて立体的に時代が浮かび上がってくることを、「モノ」の展示を通して感じていただければと考えます。
《第2会場》
2.交錯する「モノ」と体験
ある戦死を巡って
あるクラスを巡って
ある部活を巡って
ある特別攻撃隊を巡って
福沢諭吉を巡って
残されていた卒業証書
3.記憶から歴史へ――記録と継承の模索
第2会場では、別々に寄贈されたり所在が確認された資料が、様々な交点を結ぶ例を示します。ある特定のクラス、部活等に注意して資料を見つめ直したときに、「モノ」たちは様々なストーリーを語り出すのです。そしてこれまで単なる個人的な記憶や資料から、どのような努力によってこの時代が記録され歴史化されてきたのか、今後どのように、何を引き継ぐべきかについても、改めて考えていただく機会になればと思います。