慶應大阪シティキャンパス特別企画展
慶應大阪シティキャンパスで、2016年3月に開催
『戦争の時代と大学』
「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクト収集資料
戦後70年を節目として、戦時下を振り返る機運が高まっています。慶應義塾においても2013年より戦中戦後の大学を巡る資料や証言を収集するプロジェクトが進行中です。このたび「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトと名付けられたこの取り組みにより収集された歴史資料を大阪にて展示する機会を設けました。「戦争体験の継承」という社会的課題を再確認するとともに、大学や学問の役割を改めて考える機会となればと考えています。
主な出品資料
△真珠湾攻撃に参加した慶應義塾出身者の日誌△「最後の早慶戦」メンバーの署名日章旗△小泉信三「海軍主計大尉小泉信吉」原稿△宅島徳光手記「くちなしの花」△学徒兵ばかりで編成された海軍神風特攻隊筑波隊隊員寄せ書き△回天特攻で戦死した塚本太郎の音声△幼稚舎疎開学園児童の手紙△焼け落ちた図書館ステンドグラスの破片△福沢諭吉肖像画入りアメリカ軍ビラ△マッカーサーと塾長の会見記録△戦後間もない時期の記録映画
期間:
2016年3月9日(水)-16日(水)
会期中無休 10:00~18:00
(3月10日[木]は展示解説に合わせ19:30まで特別延長)
入場無料(どなたでもご覧頂けます)
会場:
慶應大阪シティキャンパス Room4
〒530-0011 大阪市北区大深町3番1号
グランフロント大阪 ナレッジキャピタル(北館タワーC 10階)
TEL:06-6359-5547(原則平日9:30-17:30)
FAX:06-6359-5548
E-mail keiokorc@info.keio.ac.jp
関連行事
座談会「70年後に語る戦時下の学生時代、そして戦争」
3月13日(日)14時~16時
会場 慶應大阪シティキャンパスRoom1
学徒出陣を経験した慶應義塾出身者3名
神代忠男氏(昭和19年三田会代表 陸軍で内地勤務)
柳井和臣氏(海軍の零戦特攻で出撃するも生還)
瀬川清氏(海軍の人間魚雷・回天特攻訓練中に終戦)
司会:慶應義塾福沢研究センター准教授 都倉武之
(事前申込不要)
展示監修者によるギャラリートーク
3月10日[木]18時30分~19時
3月16日[水]14時~14時30分
会場 慶應大阪シティキャンパスRoom4
(申込不要 展示会場に直接集合)
「慶應義塾と戦争」に関連する資料を収集しています。お心当たりがございましたらぜひご教示下さい。