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2013年12月の8件の記事

2013年12月28日 (土)

「慶應義塾の昭和十八年」展が終了しました。

12月26日を持ちまして、第1会場も終了となりました。たくさんの方にご来場頂きましたことを、心より御礼申し上げます。来場者数は、第1会場およそ4000人、第2会場およそ700人との報告を受けております。

今回の展示に様々な声を頂きました。引き続き感想を受け付けておりますので、もし宜しければ、何か書き込んで頂ければ幸いです(ご感想受付フォームはこちら)。また、自分たちとしてもやってみてわかったことがたくさんあります。今回は何しろ、かなり慌ただしい準備で開催にこぎ着けましたので、何かと行き届かないことも多かったかと思いますが、引き続き当プロジェクトの動向にご注目頂ければ幸いに存じます。

12月27日に展示の撤収作業が行われ、両会場で展示した資料たちは、各収蔵スペースに戻され、借用資料は返却を進めております。展示中に新たにご提供頂いた資料などもあります。今後当ページで順次ご提供頂いた資料も紹介して参ります。

こちらは、資料返却先の佃島住吉神社での光景。社務所に本展のポスターを貼ってくださっていました(わかりにくいですが、左端にご注目)。

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こちらは12月27日の撤収作業です。

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2013年12月16日 (月)

学徒出陣の資料 大学で展示会 2013年12月16日(月) NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131216/k10013859681000.html

動画も公開されています。担当の都倉武之も登場します。

ギャラリートーク開催

12月11日と16日の2回、展示会場でギャラリートークが開催され、展示資料の解説を担当いたしました。両日とも学徒出陣世代の塾員の方にもお越し頂きました。

第2会場はあさって18日で終了しますが、第1会場(図書館新館内)は26日までとなっていますので、引き続き多くの方にご覧いただければ幸いに存じます。

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2013年12月 8日 (日)

ギャラリートークのお知らせ 12月11日(水)と16日(月)

第1会場(図書館)で、本プロジェクトを担当する都倉武之(福澤研究センター准教授)のギャラリートーク(展示資料の解説等)を行います。「慶應義塾の昭和十八年」をより深く立体的に理解する機会にしていただければと思います。

参加を希望される方は現地にお集まりください。

  • 第1回:2013年12月11日(水)13:00-
  • 第2回:2013年12月16日(月)14:30-

 

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なお、参加者多数の場合はご不便をおかけするかもしれません。その際は、ご容赦ください。

2013年12月 4日 (水)

慶應義塾長・清家篤から、展覧会に寄せて

ごあいさつ

 先の大戦終結からまもなく70年の歳月を経ようとしています。慶應義塾はこの大戦において、全国最大の戦災被害を受けた大学でもあり、空襲のため各キャンパスの多くの建物が崩壊、焼失しました。しかしそれ以上に忘れてならないことは、在学生、卒業生をはじめとする慶應義塾社中で2,220名を超える戦没者があったことです。

 慶應義塾では、平成10年、三田キャンパスに「還らざる学友の碑」を建立して、大戦により学業の志半ばに逝った学友、学び舎に戻ることのできなかった学友への鎮魂の念を込め、私たちの記憶に永くとどめることとしました。しかしながら、当時の資料が十分に収集、分析されていなかったことも懸念すべきことでありました。

 このたび「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトが発足し、社中の方々から資料を集め、聴き取りを行い、戦後70年に向けて戦中・戦後の慶應義塾を実証的に見直す試みが開始されたのは大変意義あることです。今後のプロジェクトの進展に期待しています。同時にみなさまのご支援ご協力もお願いする次第です。

 私どもにとって戦争の記録は、将来再びそのような惨禍を招かぬためにも大切なものです。昭和18年の学徒出陣までをテーマとするこの第1回目の展覧会が私ども、またみなさまにとって戦争当時と慶應義塾を見つめ直す機会となることを願ってやみません。

平成25年12月

慶應義塾長 清家篤

展覧会

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